9月16日、豊沢川土地改良区(平賀巖理事長)は、花巻市豊沢ダム上流の豊沢川の森において『豊沢川の森・市民植樹祭』を開催しました。

 この催しは、豊かな自然環境を守り育てる重要性を伝える目的で開催され、上田東一 花巻市長、木村俊逸 東北農政局和賀中央農業水利事業所豊沢川農業水利事業建設所長ほか、岩手県企業局や地元の学童クラブなど約300名が参加しました。

 開会にあたり、平賀理事長が「我々が森を育て自然を守ることで、豊富な質の良い水を生活の中で使う事ができる。この催しを通じて森と水の大切さについて理解を深めていただきたい」と挨拶し、続いて、来賓の上田市長は「苗木が大きく成長する姿を期待しながら、楽しんで植えていただきたい」と祝辞を述べました。

 晴れ渡った青空のもと、参加者は森林組合から指導を受けコブシ、ミズナラ、ヤマツツジ、レンゲツツジなどの苗木110本を植樹しました。このあと会場では、水圧でペットボトルを遠くに飛ばす『ペットボトル・ロケット』や『木工細工づくり』などの体験コーナーが設けられ、参加者はそれぞれの会場で楽しいひと時を過ごしていました。

 体験を終え、参加者を代表し花巻学童クラブ小学3年の阿部さんが「森林は、きれいな空気と大切な水を作ってくれます。今日、木を植えながら大きく成長して欲しいと思いました。そして、成長した木を時々見に来たいです」と感想を述べました。

 最後に、参加者は昼食会場へ移動し、豚汁やイワナの炭火焼きなど秋の味覚を堪能していました。

 

【挨拶する平賀理事長(左)、来賓の上田市長(右)】

【植樹を終えた平賀理事長(右)、上田市長(右
から2人目)、木村所長(左から2人目)、児
童達と岩手県企業局のイメージキャラクタ-
“みずりん”】

【勢いよく飛び出すペットボトルロケット】

【昼食会場の様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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