4月28日、鹿妻穴堰土地改良区(髙橋隆 理事長)主催の鹿妻穴堰通水安全祈願神事が盛岡市太田の鹿妻穴堰頭首工で開催されました。

 神事には、東北農政局北上土地改良調査管理事務所 吉田正秀 所長、盛岡広域振興局 佐々木隆 局長、県農林水産部 千葉和彦 技監、矢巾町 高橋昌造 町長をはじめ、盛岡市、紫波町、アドプト活動実施団体、関係諸団体代表者などが参列。通水の安全と豊穣を願って玉串の奉奠などが行われました。

 髙橋理事長は、「今年も豊かな雫石川の水を管内約4,500ヘクタールの農地に流す時期となりました。鹿妻穴堰は約420年前、先人 鎌津田甚六によって開削されました。現在農村を取り巻く環境は米価の下落や後継者の不足等非常に厳しい状況が続いています。しかし、農業が衰退した歴史はありません。今年もこの豊かな水によって豊穣の秋を迎えることがこれからの農業発展に寄与するものと思っています。この頭首工には県内各地から毎年約2,000名以上の小学生が見学に訪れます。改良区としてこの水が農業はもとより一般の方々の役に立つようにこれからも精進したいと思っています。」と挨拶しました。

 参加者は、今年一年安全で安定した水が供給される事を祈願していました。

 

挨拶をする髙橋理事長

神事の様子

春の水音が響く鹿妻穴堰頭首工

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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