鹿妻穴堰土地改良区(髙橋隆理事長)は、6月9日、同改良区が所有する雫石町内の水源涵養林で植樹体験学習会を開催しました。  

 学習会には、盛岡市立太田小学校と同永井小学校の4年生計63名に加えて、水土里ネットいわて今年度採用の新人職員4名が参加し、農業用水と水源林との関わりについて学びました。

 学習会の冒頭、挨拶に立った髙橋理事長は「水というのは岩手山などの山できれいになり、皆さんの小学校のそばを流れて稲や色々な野菜を作っている。きれいな水を作っている山を守っていくために、今日は皆さんにカラマツの植樹体験を通じ、その大切さを知ってほしい。」と述べました。

 続いて、盛岡広域振興局林務部職員から、山林が持つ3つの役割「空気をきれいにする」「水を貯える」「山崩れから地域を守る」について説明が行われ、参加者は真剣に耳を傾けていました。

 その後、盛岡広域森林組合西部事業所長の指導の下、一生懸命に鍬(くわ)を使い、協力しながらカラマツ約240本を植樹しました。

 植樹体験を終えた児童たちは、「穴掘りが大変だったが、上手に植えることができた。自分たちの植えたカラマツが立派に育ってほしい」などと、感想を話していました。

 

 

 

【挨拶する髙橋理事長】

【植樹体験の様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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